国際交渉の授業 —  若い人々の学ぶ力って素晴らしい!

【さっきまで何も知らなかったのに】

先日、電気通信大学で国際機関をテーマに授業を受け持った。
わたしがかつてOECDで痛感したのは、ヨーロッパの途轍もない多様性と、多国間外交の知恵だった。
そこで、学生たちに少しでも国際会議の感覚を体感して貰おうと、無理を承知で模擬国際会議のワークを行った。
どの学生も戸惑った。
想像もつかない情況におかれ、しかも交渉を英語でやり抜かなければならない。
それが、である!
40分後、アクションプランを一人一人に発表して貰うと、どの学生の発言も的を射ている!
皆、何かを感じ取ってくれていた。
若い人たちって素晴らしい、と思うのはこういう瞬間だ。
全身で何かを感じ取っている!

「国際科学技術コミュニケーション論」第7回講義を実施、「BHN桑原基金寄附講座」 BHNウェブサイト

(写真は本文と関係ありません)

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