ヨーロッパを国別に色分けした地図で見てはいけない

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【クルド人ーーヨーロッパの地下水脈】

私がパリに来て間もない頃のこと。1990年頃だったか。詳しいことは覚えていませんが、トルコ政府が、少数民族のクルド人を迫害する事件(クルド人から見れば)が起きました。

クルド人は今ある国境を越えてイラン、シリアなどにまたがる地域に住む人々です。世界最大の少数民族とも呼ばれているとか。

トルコ政府の迫害に抗議し、フランス在住のクルド人がパリでハンガーストを行いました。私はその頃パリで友達になったゆうこさんから、彼女の友人の彼氏がクルド人で、その彼がハンガーストに参加したと聞きました。

それは私にとって目からウロコの事件でした。

パリから遠いと思っていたトルコの、それも国内問題と思っていた事件に、こんなに国際性のあるなんて!

ヨーロッパを国別に色分けした地図で見てはいけない。陸続きのこの大陸では、どこに民族の地下水脈が通じているかわからないから、とつくづく思いました。

第二次世界大戦中、フランスのレジスタンス軍に参加したトルコ人が大勢いました。その人たちはトルコを追われたクルド人でした。ヨーロッパでは国境は柔らかい存在で、国籍さえ便宜的なものなのです。ヨーロッパの政治を読み解くとき、こういう地下水脈を知っておくことは必須と思いました。

日本にもクルド人のコミュニティーがあります。

今世界中に、のっぴきならない事情で、故郷を出て言葉のわからない外国に住もうとしている人々が何百万人もいます。
戦闘地域となったり、干ばつなどで食べ物が窮乏し住めなくなった故郷を離れ他国に来た難民と総称される人々です。
11月のスイス発オンラインセミナー 地球市民塾 「世界と関わってきた人たちと話そう」シリーズ第5回ではその難民を支援する人々に焦点を当てます。

「自宅で難民と暮らすって?ー理解は経験から育つ」

インスピレーショントークはジャーナリスト、エッセイストの長坂道子さん。
ヨーロッパにたどり着いた難民を支援しようと自宅に受け入れるドイツ市民が大勢います。
長坂さんはそんなドイツの人々をインタビューし「難民と生きる」という本に纏めました。

取材を通じて長坂さん御自身も変化したとおっしゃいます。それはどういう変化だったんでしょうか?
私たちも長坂さんとお話ししながら体験してみませんか?
難民は日本人にとってもよその出来事ではありません。アジアにも大勢います。
私たちはこの地球の課題にどう取り組めばいんでしょう?
難民て、あなたの隣人かも知れません。
ドイツの人々の経験にヒントがあるかも知れません。

長坂さんの書かれたこちらの本もご覧になってみて下さい。
「難民と生きる」(新日本出版社、2017年3月刊行)

11月11日 土曜日
日本時間 18:00 – 19:30 /スイス 10:00 – 11:30
お時間の許す方は放課後もそのままお残り下さい。長坂さんからもっとお話しを聞きましょう。
定員20名ですが続々とお席が埋まっています。
詳しいプログラムとお申し込みはこちらへどうぞ
↓↓↓↓↓↓↓
https://goo.gl/DqjsPX

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私が不法移民の一歩手前までいった話

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【なによりも怖かったのはこの国に居続ける法的資格を失うこと、つまり不法移民になることでした。】

平和に会社員ぐらしを続けて来た私のポストが削られた最初の体験は、2003年秋でした。当時もジュネーブに住んでいました。社内の他の部署を片端から当たりましたが、仕事は見つかりません。

その時に一番怖かったのは何だと思いますか?

失業することではなく、まして暮らしに困ることでもありません。この国に居続ける資格を失うこと、つまり不法移民になることでした。

その当時、私の労働ビザは1年毎に更改するもので、会社がその更新手続きをしていました。その会社がもう私の後ろ盾にならなくなったのです!私の当時持っていたビザは数ヶ月後に失効します。その後は3ヶ月スイスに滞在できますが、それは一時滞在の観光客のような身分です。

そしてその先は?居住する資格がないままスイスに居続ければ、それは不法移民です。

私は必死で仕事を探しました。ビザのない人を雇う会社はまずないので(コストがかかりますから)、当時の会社の中と国連機関の知人を当たりました。国連はスイスでは特別な地位を持っていて、国連で働く人のビザは認められるのです。

自分のその国に住む法的権利が無くなってしまうーー仕事がないよりもそちらの方が恐怖でした。

7ヶ月間必死で仕事を探して年が変わった翌年、幸運にも同じ会社内でポストを得ました。
この経験で、外国に住むためにはなにはなくても労働ビザが必要と骨の髄までわかりました。
今世界中に、外国に住む必要があるのにビザのない人々が何百万人もいます。戦闘地域となった故郷を離れ他国に来た難民と総称される人々です。

11月のスイス発オンラインセミナー 地球市民塾 「世界と関わってきた人たちと話そう」シリーズ第5回では難民を支援する人々に焦点を当てます。

「自宅で難民と暮らすって?ー理解は経験から育つ」
インスピレーショントークはジャーナリスト、エッセイストの長坂道子さん。

ヨーロッパにたどり着いた難民を支援しようと自宅に受け入れるドイツ市民が大勢います。
長坂さんはそんなドイツの人々をインタビューし「難民と生きる」という本に纏めました。

取材を通じて長坂さん御自身も変化したとおっしゃいます。それはどういう変化だったんでしょうか?

私たちも長坂さんとお話ししながら体験してみませんか?

難民は日本人にとってもよその出来事ではありません。私たちはこの課題にどう取り組めばいんでしょう?
ドイツの人々の経験にヒントがあるかも知れません。
よかったら長坂さんの書かれたこちらの本もご覧になってみて下さい。
「難民と生きる」(新日本出版社、2017年3月刊行)

11月11日 土曜日
日本時間 18:00 – 19:30 /スイス 10:00 – 11:30
お時間の許す方は放課後もそのままお残り下さい。長坂さんと対話しましょう。
定員20名ですが続々とお席が埋まっています。
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自分の国を出るということについて

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【国を出るということにはそれなりの覚悟が必要です。だからこそ、何かの強制力で国を出なければならなかった人はどんなにか大変なめにあってきたのかと思うのです】

私が日本を出てパリに移り住んだのは1989年でした。同じ年の6月、中国では天安門事件が起き、ドイツではベルリンの壁が崩壊しました。

天安門事件の後、言論の自由を求めて国を出た中国のひとびとがいました。

またベルリンの壁があった時代、自由を求めて命がけで東ドイツから西ドイツに移った人々や、その途中で命を落とした人々も大勢いました。

私は自分の意志で日本を出たという、いってみれば平和な理由でしたが、理由がなんであれ自分の生まれ育った国を出た人々には常に共感を感じてきました。

外国に住むのは大変なことです。言葉も習慣も違う、家族も友人もいない環境にひとりで飛び込むんですから。

やむなく、もう自分の国に住めない色々な事情ができて、国を出る人々は何百万人もいます。それは一体どれほど大変な決意だったことかと思います。難民になりたくてなる人はいないのではないでしょうか?

できることなら、自分の暮らしをそのまま続けたかったんではないでしょうか?

11月のスイス発オンラインセミナー 地球市民塾 「世界と関わってきた人たちと話そう」シリーズ第5回では、そういう人々を支援する人々に焦点を当てます。

「自宅で難民と暮らすって?ー理解は経験から育つ」

インスピレーショントークはジャーナリスト、エッセイストの長坂道子さんです(写真)。

長坂道子さん

ヨーロッパにたどり着いたものの住む場所のない難民がドイツには大勢います。

その人々を支援しようと自宅に受け入れるドイツ市民もまた大勢います。

長坂さんはそんなドイツの人々をインタビューし「難民と生きる」という本に纏められました。

取材を通じて長坂さん御自身も変化したとおっしゃいます。それはどういう変化だったんでしょうか?

私たちも長坂さんとお話ししながら体験してみませんか?

難民は日本人にとってもよその出来事ではありません。私たちはこの課題にどう取り組めばいんでしょう?ドイツの人々の経験にヒントがあるかも知れません。

よかったら長坂さんの書かれたこちらの本もご覧になってみて下さい。
「難民と生きる」(新日本出版社、2017年3月刊行)

11月11日 土曜日
日本時間 18:00 – 19:30 /スイス 10:00 – 11:30
定員20名です。
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歴史と難民とヨーロッパと

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【歴史と難民とヨーロッパと】

タチアナは、ハーグ(オランダ)で行われた研修の同級生だった。

「タチアナ、あなたはドイツ語も話すの?」
「ええ、ドイツ語は私の母語よ。」
「じゃあ、なぜあなたはロシア語の名前を持っているの?」
「それはね、祖父がロシア人だから。祖父はツアー(ロシアの皇帝)に使えていたの。それが1917年に革命が起きて、家族を連れてロシアを出てドイツに亡命したの。そのあと私が生まれたのよ。つまり私は難民の子だったわけ。
私は今でも難民をかばってくれたドイツには感謝しているわ。そして自分も難民のために何かをしようと思っている。
今はルクセンブルグに住んでいるけれど、そこで仕事の傍ら難民支援の活動を続けているのよ。」

さらりとそういう話をするタチアナは、夫とは別れ一人で仕事をしながら3人の子供を育てている。

彼女は三つのパスポートを持ち、五つの言葉を話す。

タチアナのような人がヨーロッパにはそちこちにいる。

そういう人に出会うのは、いつも偶然の機会なのだが、その偶然にあちこちで行き合う。
そういう複雑さを日常に抱えるのがヨーロッパという土地なのだ。

そんなヨーロッパでスイス人の夫と暮らし始めたら、日本のアタリマエがぼろぼろ外れることばかり(これ私じゃありませんが)。あなたも新鮮な目線で考えるヒントを見つけませんか?スイス在住ウン十年の私たちファシリテーターと一緒に日本のジョーシキを外してみませんか?私たちはスイスからZoomを通じて参加します。
スイス発!男子に聞かせたくない国際結婚女子トーク(男性参加可)
オンライン夏フェス2017 で90分間笑って頂きます。
日時:2017年8月5日(土)日本時間 19:00 〜20:30
会場:ZOOMオンラインミーティングスペース
スイス発!男子に聞かせたくない国際結婚女子トーク(男性参加可)
詳しくはこちらから↓ お申し込みもできます↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/onlinefestival2017

 

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ハーグの中心部にある広場