働く女性の悩みに効く言葉のおクスリ

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【心の底から出る言葉】

ぴーちゃん、お疲れ様。昨晩終わったGlobal Summit of Women 2017 (GSW) 東京会合ではスタッフとして忙しく働いていたようね。私とも最終日、三日目になってようやく会えたぐらい。それ以前は、ついたての後ろでいつもこの62カ国から1300人を集めたイベントを廻すために働いていたのね。じゃあぴーちゃんはほとんどセッションには来られなかったでしょう?

こういう大きなシンポジウムになると、人の感じ方も色々。ここに私は私なりにグッと来た言葉を書き留めておきますね。すこしでもぴーちゃんの参考になりますように。

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私の一番心に残った三つの言葉です。

女性のあなたがリーダーシップを発揮するために肝要な心構えについて;

“The sooner you stop believing that people know more than you do, the sooner the doors will open for you.” (Karen Greenbaum, CEO, AES, the US)

「誰かがあなたよりもそれを知っていると思うのは一刻も早く止めなさい。そうしたら、可能性のトビラが一刻も早く開きます。」

「パリのオートクチュールの世界で、私は目立とうとした。そのためには日本にしかないものを徹底的に生かそうと考えました。」(コシノヒロコ、ファッションデザイナー、アーチスト、日本)

“A new business model must be inclusive, caring and has measures to go beyond profit.” (Doris Magsaysay-Ho, CEO, Magsaysay Maritime Dorp. The Philippines)

「これからのビジネスモデルは、どんな人をも取り入れて、人の気持ちをおもんばかり、利益追求の上を行く方法でなければなりません。」

どれも自分を励ます言葉が必要なとき、効きそうです。

ひとつひとつ自分の立場に置き換えて考えようと思いました。

女子寮の仲間たち_May 2017

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女性活躍は女性だけの問題にあらず

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【”わかっていたこと”と女性なら言うと思うが、研究者が調べたらやっぱりそうだった】

大規模調査で明確になった女性活躍推進が停滞する理由とは?

Professional woman

”働き続けたい女性の意欲や、平等で残業を見直す雰囲気のある職場で働き続けたいという女性の声をしっかり受け止め、その上で職場全体が変わらなければ、働く女性の思いは宙に浮いてしまう。”

よくぞ言ってくれました、パチパチパチ!

トーマツイノベーション(株)と「おとなの学びを科学する」東京大学大学総合教育研究センター准教授の中原淳氏との共同研究の結果が報告されました。「管理職、リーダー、実務担当者について各男女、計6つの属性に対し行われた。その規模は5,402人」という大がかりな調査だそうです。調査対象には女性管理職者も含まれています。規模といい、差調査対象になった人々の属性の多様さといい、きっと貴重な調査だと私も思います。

「女性の働く」を科学するー女性が長く働くためには何が必要か?:5400名大規模調査の結果を公開させていただきました!

1.女性・男性がどのようにキャリアを発達させていくのか?
2.そこにはジェンダーでどのような差が存在するのか?
3.人事・経営が、どのような支援を行えば効果的な支援が行えるか?

を目的として調査設計し分析すると

見えてきたことはー

”「女性が働く問題は、昨今の「働き方改革」に直結しています。

現在の企業の働き方のいびつさ、窮屈さ、柔軟性のなさが、「組織のなかの弱い存在=女性のキャリア」に、現れ出てくるともいえる。」

女性が働く問題は「女性だけの問題」ではない「みんなの問題」である

ということであり、実は、この問題を深掘りしていくと「女性であるか、男性であるかは、二の次である」ということです。”

再びパチパチパチ!

「女性活躍推進」とは、実は女性だけの問題ではなく、一人ひとりが一人称で考え取り組むテーマだということですね。

中原先生のまとめられたブログはこちらです。調査結果のハイライトも載っています↓

「女性の働く」を科学するー女性が長く働くためには何が必要か?:5400名大規模調査の結果を公開させていただきました!

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どんな人?この赤い袋を受け取るのは — スイスの男女平等賃金の日に気づいたこと

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【どんな人?この赤い袋を受け取るのは】

今年(2017年)の2月24日はスイスの男女平等賃金の日でした (Equal Pay day, EPD)。これはどういう意味かというと、スイスでは男性が21月31日までの1年で稼ぐ賃金と同額の賃金を女性が稼ぐためには、翌年の2月24日まで働かなければならないということです。

ここには、男女同じお給料を払ってください!という主張が込められています。

スイスにそんなに賃金格差があるの?

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はい、あるんです。

これでも、今年のスイスの男女平等賃金の日は世界で一番早いのです。フランスは3月31日、アメリカは4月14日、日本はもっとずっと後です。

私もその朝、ジュネーブ国際空港で男女平等賃金の日の象徴、赤いバッグを配布しました。EPDの象徴、真っ赤な色の紙の袋です。EPDを世界中で推進する働く女性のNGO(市民団体)Business & Professional Women (BPW) の仲間たちと手分けして配りました(写真)。

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2時間たらずの間に全部で500は配ったでしょうか。ということは500人が受け取って下さったということです。

どういうふうに配って、どんな方が受け取って下さったんでしょう?幾つか面白い事に気づいたので書き留めておきましょう。皆様もチラシなどを配るときに参考になるかも知れませんよ。

  • バッグを配るときにその理由を説明すること。私たちは商品のプロモーションではなく、賃金の男女平等を訴えています、と短い言葉でも説明すると、たいていの人は表情を和らげて袋を受け取ります。商品の販促か、うるさいな、と思っていたのが「ああ、女性に役立つことをしてるんだな」という理解に変わる瞬間です。そして多くの女性と男性が共感してくれました。
  • 人の好奇心に気づくこと。そのためには人の流れを見て袋に気づいて貰いやすい位置に立つこと。EPDの袋は深紅、遠くからも目立ちます。半分弱ぐらいの人はこの目立つものに「何かしら?」と好奇心を持ちます。
  • その好奇心を持った人の半分ぐらいが赤い袋を受け取ってくれます。
  • 空港到着ロビーの人々は大きな荷物を抱え、忙しい人が多い場所です。袋を差し出した時「いりません」と言った人の3分の2がこの状態でした。
  • 税関を通って到着ロビーに出てくる人の過半数がフランス語を話す人、3割ぐらいが英語を話す人、残りはドイツ語、アラビア語など色々な言葉です。これは何かを配るために大事な情報だと程なく気づきました。どちらかというと、英語を話す人たちの方が、フランス語を話す人たちよりも袋を受け取る率が高いようです。理由はわかりませんが、面白いですね。
  • 自分の予断で人を怖がってはいけない。通り過ぎる人に袋を差し出すのはちょっとした勇気のいることでした。立て続けに断られると勇気がしぼんできます。人の顔を見て受け取ってくれそうな人に袋を差しだし始めます。けれども、それは考え過ぎなのだと気がつきました。気むずかしそう、と私の目に写った人でも勇気を出して袋を差し出し、その理由を説明すると顔に笑顔と好奇心が広がるのです!ああ、声をかけて良かった!その瞬間、勇気が出ます。

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