お正月あけ、文化ボケシンドローム

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【お正月休みを日本で過ごし、スイスに戻ると】

それはこうして始まるーーー

タクシーに乗るとき、ドアが自動的に開くのをつい待ってしまう。ジュネーブ空港に帰着し日本ボケを感じる最初の瞬間!

帰宅するとーーー

日本ボケに気付くのは、固形スープのセロファンの包みを開けようと商品をくるくる回して開け口を探すとき。ヨーロッパの商品にはそんな気の利くものついてないのに!

卵六つ入りのパックが一個4.2フラン(約480円)。卵は新鮮だけど、、。ジュネーブに帰ってきたなと思うとき。

仕事を始めるとーー

英語やフランス語で書くメールでさえ、「あけましておめでとうございます」とまず書かないと、後が続かない。わたしにゃ日本人がしみついてると思うとき。

毎日雨降り、でなければ雲が低くどよーーんと垂れ込めている。ジュネーブの暗い冬空。カラリっと晴れた、関東の冬空を思わず懐かしく思い、ため息をつく。

これがビジネスなら、こういう無意識のズレは笑い話で済まされません。日本人上司と現地人社員の意識のすれ違い、合併相手の企業文化との不和などの原因は、大抵はこういう互いの「慣れていること」の食い違いに起因するのです。

ただいまメールマガジンの準備を進めています。メールマガジンではブログに書かないことをお届けします。日本人のための国際交渉術、ヨーロッパで仕事をする苦労話など、私の30年に及ぶヨーロッパ実体験からくる話ばかり。他では聴けませんよ!

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下総台地の晴れた冬空がジュネーブから来た者の目に眩しい

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スイスにお正月はない?

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【あるといえばある】

あるといえばあると言えます。新しい年の最初の日はあります。

けれどもそれは日本のお正月のような晴れやかで福々しい日ではありません。普通の月初めの日と違うところは、スイスでも全国的に祝日になっていることです。

世の中は2日から平常営業です。クリスマス休暇中の人も多いので、街は普段より静かですが、でも違いと言えばそれぐらいかな。とまあ、さっぱりしたもの。

日本のお正月はその年の神様を迎える行事ですから、神聖な気分にもなりますし、初詣に出るのもなにやら有り難い気分になるものですよね。でもそういうしきたりのない国では、1月1日に特別な感慨はないのでしょう。

まだ会社に勤めていた頃のこと、私は一度だけ、1月2日から出勤したことがありました。ところがどうしても仕事に手が着かないのです。気が乗らない。ヨーロッパに住んで何年も経つのに!自分で驚きました。それ以来、私は三が日は休暇を取ることにしました。1年の最初の3日間、自分の周りは平常営業でも、私はそれなりに新年を祝う気持ちで仕事を休まないと体が動かないのです。これは不思議ですねえ。

お正月は淋しいですが、こういう機会には自分が何を大切にしているか、何を当たり前と思っているのか、ハッと気がつくものです。

思い込みは誰にでもある。外国に行けば、あなたの常識はその土地の常識ではない。けれどもそれがあなたの全く想像もできないような方向に違うとしたら?

これがビジネスなら、笑い話で済まされません。日本人上司と現地人社員の意識のすれ違い、合併相手の企業文化との不和などの原因は、大抵はこういう互いの「これが常識でしょ!」の食い違いに起因するのです。

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2018年の干支、戌年にちなんで東京の郷土玩具 張り子の犬がデパートの入り口に

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クリスマスのないたった一つの日本の街

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12月の日本は、日本人の器用さと季節の変化を楽しむ才能に気付かせてくれます。

まず、クリスマス。私の住んだフランスやスイスでは12月になると街はイルミネーションで飾られます。その装飾は、明るいだけではありません。明かりによって生まれる陰の作り出す効果もまた全体としての美しさを構成しています。

そしてクリスマスは家族が集まって過ごす日。教会に行く人にも行かない人にも、クリスマスは静かな日なのです。

日本に来ると、これがどうも季節行事に変わっているような。街は赤と緑、それに金色で飾られますが、それはお祭りという感じ。クリスマスプレゼントやケーキが全面に出ていて、パーティー気分が盛り上がる仕掛けがあるような。これは桃の節句にひな人形を飾り、端午の節句に鯉のぼりを揚げるような感覚と同じではないかしら?

丸の内のイルミネーションを今年初めて見ました。綺麗なこと!でもそこには陰がない。光で埋め尽くされている。(うーーん、ちょっとやり過ぎ。照らせばいいと言うモンじゃない。)

12月25日にいよいよクリスマス気分がクライマックスになるとーーーその翌日にはツリーや赤や緑の装飾は見事に片付けられ、門松や注連飾りが街のあちこちにもう据え付けられています。

たった一晩でクリスマスからお正月へ!この変わり身の速さ、器用さ!何度見ても感心します。

そんな日本にたったひとつ(と私は思います)クリスマスのない街があります。

東京の人形町です。

私はこの街の年の瀬が好きです。昨日訪れると大通りに提灯がかけられていました。もうすぐしめ縄などを売る露天がずらっと並びます。

江戸時代から続く商店の多いこの街の、そういう我が道を行くところが好きなんです。

(註:浅草もクリスマス飾りをつけない街だと後から読者に教えて頂きました。)

人形町年の瀬

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