山に登る人も地球市民

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【登山にも国境は無い】

私はスイスに20年以上住んだので、色々な山を見た。登頂した数は5本指に収まるぐらいのものだが、見上げた数は相当なものになっていると思う。

私の一番好きな山はアイガーだった。標高3970メートル。何度見上げても、魔の山と呼ばれるそのそそり立つ北壁に偉大な力を感じたものだった。

20世紀初頭から、北壁登山には世界中から多くの登山家がチャレンジしに来た。勇壮な、また悲しいエピソードは数多い。

それでもまだ、アイガー北壁を一直線に登った(というか岩にとりついてよじ登るのだが)登山家はいなかった。

直登ルートを開いたのは、加藤滝男さんを隊長とする日本の登山隊だった。そのルートは今でも、Japansche strasseと呼ばれ、絵はがきにもそのルートが赤線で示されている。アイガーの麓、グリンデルワルドの土産物屋に売っているので、機会があったら手にとってご覧あれ。

2019年は、その直登ルート登頂成功50年目の年とか!

加藤さんには、ジュネーブ日本人会の山の会で何度となくトレッキングにご一緒し、北壁直登にまつわるいろいろなお話しを伺ったものだった。

なつかしいなー!

一度、こんなことを伺ったことがある。

「登頂されたとき、最初に何を思いましたか?」

さあ、加藤さんは何と答えたか?

ヤマカンでどうぞ!

答えはアイガーの写真の下にあります。

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私が山歩きから学んだこと:

  • 黙々、コツコツと歩いていけば、行きたかったところに到着するさ
  • 天気が悪くなりそうなら、引き返す勇気を持て。また来ればいいさ
  • ジタバタしたって、あの山の偉大さには適わない。心のイガイガはここで洗い流そう
The Eiger
グリンデルワルド村より見上げるアイガー北壁

加藤さんのお答えはーーー

「これでもう登らなくていいと思った」
私はそれを聞いたとき、なんかこう、欲も得もない、真正直な実感だと思えた。皆さんはどうですか?

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30年ぶりに戻ったら (53) — あっと驚く”I don’t know”の使い方

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【じ、自分の言ったことでしょ!?】

あっと驚く”I don’t know”の使い方

先日、日本人は笑いをコミュニケーションの代わりに使うと書いた。あったあった、今日のミーティングでも。

先日何かの話の弾みで、私が「ボランティア活動(無償の社会奉仕)をやり過ぎたらフリーランスはお金を稼げません」と言ったとき、「あはは」と笑いで相槌を打った人がいた。きっと彼はサラリーマンだったのだろう。だからなぜフリーランスは無償の仕事をやり過ぎてはいけないのか、全く想像もつなかったんだろうと思う。笑われた方としては、”どうせ私の死活問題に興味が無いんでしょ”と内心少々ひがんだが。

誰にも答えに困る問いはある。相づちの打ちようがないことは外国の人にもある。

そういうとき、外国語ではどう反応するか?

私の経験では、ここで”I don’t know”が登場する。フランス語でも同様。

「さあ、、」とか、曖昧な笑いという便利なもののない、白黒ハッキリ付けなければならない文化圏では「知らんよ」と言うのだ。言っておくが、この言葉に他意はない。自分か知らないから「知らない」と言うだけなのだ。

これに気付くのに余り時間はかからなかった。

私「Janeは遅いわね。寝坊したのかしら?」
友人「I don’t know」
という具合。

でもこれには驚いた!
私「あなた、今言ったことはどういう意味?」
友人「I don’t know」

じ、自分の言ったことでしょ!?😨

I don’t knowとサラリと言って平然としていられる人たちを羨ましいと思う。ここまで自分中心に生きられるのだ!

こういう文化圏では、自分の言葉に責任を取ってハラキリなどするわけがないと思う。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント:何かを尋ねられたらなにがなんでも白か黒か即答しなかればならない、という思い込みが私にはまだあった。しかし、ヨーロッパ生活でそういうときは「I don’t know」を使えばいいことを覚えてから,気持ちが少し軽くなった。
日本語でもいいから、今日は「I don’t know」を使ってみよう!

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30年ぶりに戻ったら (52) — 日本て際限なくきめ細やか

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【この手間を日本人は惜しまない!】

同じ日本人の私がこういうのもナンだなあとは思うが、時々「日本人て凄い!」と目を剥くことがある。

まず下の写真をご覧あれ。

ただの荷物タグ?日本ではそうかもしれない。しかし、こんなの私の知る限り、ヨーロッパじゃ考えられない。

先日羽田から神戸に飛んだとき。ラップトップをチェックインする旅行カバンの中に入れた。
神戸の空港で出て来た我がカバンを見てビックリ。いつのまにか、2枚意味ありげな紙がタグに追加されている。

1枚の紙には、「パソコンが入っているから取り扱いに注意せよ」ここまではいい。

2枚目を読んでビックリ😲。

「もしもあなたのパソコンが輸送中に何らかの毀損を受けていても当方の責任ではありません」

念には念を入れてある。そのために、荷物が私の手を離れてから2枚の紙(シール)を追加した人がいる。この手間を日本人は惜しまない!

パソコンをチェックイン荷物に入れられるかどうか、ヨーロッパの空港で混乱していたことがあった。

2017年夏のこと、ジュネーブ→アムステルダム→ロンドン ガトウィック→ジュネーブの旅をした。

出発点のジュネーブ空港ではいつもどおり何も聞かれなかった。私もそれがアタリマエと思って、マックをチェックイン荷物に入れていた。

ところが、アムステルダムの空港では、ダメと言われた。そんなこと言うのはあんたが初めてよ、と航空業界の常識をチェックインカウンターの係の人に教えても埒があかない。やっと閉めたトランクをチェックインカウンターの前で再びご開帳し、マックを取り出して機内に持ち込むバックパックに詰め替えた。ふう。😚

ロンドンからの帰路はアムステルダムで懲りていたので、もうこわごわだった。チェックインカウンターではトランクにマックが入っていることは何も言わなかった。寝た子を起こすな。
この食い違いは空港の問題か、路線によるのか、エアラインのポリシーによるものかは今もわからない。

とにかく、注意書きを2枚くっつけようと、重いマックをチェックインさせてくれるエアラインが私は好きだ。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント:人生はあなたが大雑把でも結構続いていくもの。視点を高く持とう。

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30年ぶりに戻ったら (51) — 英文ビジネスレターに上達するためのたった一つの秘密

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【怒りのエネルギーを使いなさい】

英語で仕事をして30年。あらゆるニュアンスのビジネスレターを書けるようになった。ほんと、これも量稽古。

今日は、むかあ!とすることが2件あった。どちらも英語でやり取りする人が相手。

このまま黙って引き下がるような私じゃない。30年間、何度も布団被って悔し泣きしてきたオンナの意地が廃れるではないか。

引っ越しの保険会社に向かって、「この賠償金額のオファーは何事か。理由を説明せよ。」

契約書の更新をオファーしてきた某会社に向かって、「これは私の業績をないがしろにするということか?あなたの会社のポリシーに反するのではないか?」

ここで気がついた、私は怒ったときほど良い英文レターを書く。そうか、怒りってエネルギーなんだ。

ヨーロッパでは書いたもので仕事をする。そういうところでは、同僚同士の争いもメールのやり取りになる。怒りのメールが二人の間を飛び交うのだ。

英語はビジネスに適した言語とつくづく思う。思ったことを率直に書くほどよく伝わる。

わたしの日本語メールに「あ!キツイ!」と思われた方、お許し下さい。英語の脳で日本語を書いてるんです。😨

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント:怒りはエネルギーだ。それをエンジンにして人生を肥やすこと。転んでもただで起きてはいけない。

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30年ぶりに戻ったら (48) — どっちが清潔?

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【上には上が】

夕方、近所のスーパーマーケットで買い物を終え出口にカゴを返しに行ったときのこと。男性の従業員が、スーパーのプラスチックのカゴの中を一つ一つ拭いているではないか!😲こ、この清潔好きは、、、日本人て凄い!

それで思い出した。

日本を出て最初に住んだのはパリだった。週末の朝マルシェ(市場)に買いものに行く道すがら、買い物カゴとバゲットを手に持って歩いていく人々を見かけた。バゲットは袋に入ってもいなければ紙に包んでもいない。そのまんま。

ひゃーー!と思った私はパリ初心者だった。

パリ暮らしに慣れるにつれ、いつの間にか自分も同じことをしていた。

そんな私でも驚いた街がある。ダブリンのスーパーマーケットだ。パンを買うのに袋も何もない。欲しいパンを直に店のカゴに入れ、レジに持って行く。お客はレジにパンをポンと投げ出す。レジの人はそれを見て金額を機会に入力する。

ひゃーー!上には上がある!

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント:何かに一回呆れる度に自分が何を「これがフツー」と思いこんでいたかに気がつく。それだけがすべてじゃない、他のあり方もある、と気付くと肩の力がまた一つフッとぬける。

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30年ぶりに戻ったら (47) — あなたは隣人の気持ちがわかりますか?

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【なぜわからない?でもわからない】

先日イランに住んだという方とお話しする機会があった。それで思い出したことがある。

庭園や壁画、彫刻の美しいイランの文化に私はすっかり魅せられてしまった。それとは別にこの旅行で一つ発見したことがある。

それはこういうことだ。

イランに入国した途端、女性は頭にスッポリスカーフを巻かなければならなかった。髪の毛が見えてはいけないと言うからかなり深く巻く。たとえホテルの中であっても、部屋の外では常にスカーフを巻いていなければならない。

やってみてわかったが、これはストレスである。食事中も外せない。ここまで深く巻くスカーフは結構邪魔になるのだ。

私は英国の会社のツアーに参加したのだが、同行者の半数弱は男性だった。男性はスカーフを巻かなくて良い。

この男性たちがスカーフがうっとおしいものだということを全く理解しないのだ。彼らは礼儀正しい紳士なのに。私たち女性とずっとイランを巡る旅をしているのに。ご夫婦の方は妻がスカーフを巻いているのに。彼らには全くわからない。そのことに私は驚いた。そして悟った。

「人はすぐ隣にいる人であっても、その気持ちがわからない。経験しないことは他人ごとである。」

飛行機がテヘランから離陸してスカーフを外したとき、心からほっとした。これでもう、うっとおしいスカーフとお別れだ!

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント:人のふり見て我がふり直せ。

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サマルカンドのモスク。ウズベキスタン。イランではない。

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30年ぶりに戻ったら (46) — 税務署への暑く長い道

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【30年ぶりに戻ると 46】

税務署への暑く長い道

スイスに暮らしていて、この国の人々は「○○はせねばならぬことなんだからちゃんとやるべきだ」と思っているのではないかと感じることがよくあった。

例えば原子力発電所。スイスの電力の約70%は原発で生産されている。この割合は日本よりも高い。それが福島原発の事故を契機に将来のエネルギー源を考え直す気運が高まった。そして、今ある原発は寿命まで使用するが、その後はもう新設しないと決めたのである。

原発に変わるエネルギー源はまだ無い。太陽やら風力やらを使った発電技術を開発中である。

それでも原発をもう止め、と決めてしまった。それは止めなければならないものだから。

見上げたものではないか、この精神!

先日、用があってF氏を管轄する税務署に行ったとき、そういうスイス魂が思い出されてならなかった。

F税務署は電車の駅から歩いて15分。近くにバス停はない。

それは大変な道だった。まず私には歩いて行くにはちょっと骨の折れる距離だった。時に気温33度の夏には。道中半分の距離に歩道と車道の区別が無い。しかもその部分はクルマの行き交う県道だった。人とクルマが同じ平面上を行く。危険である。

それで、ついスイスのことを考えてしまった。

スイスならこんなことはまずないだろう。税務署や、病院、学校など公共施設の前には、必ずバスやトラムなど公共交通の停留所がある。

日本の名誉のために断っておくが、日本でも大抵の場合は、公共施設のそばにはバス停がある。

しかしスイスとの違いは、それが徹底している程度の差なのだ。スイスの場合は、ほぼ例外がない。だからF税務署のようなケースは考えられない。

そういうスイス魂を堅苦しい、融通が利かないと感じることもあった。

しかし8月の炎天下、汗と排気ガスにまみれてF税務署まで歩いたときは、あの頑なさの有り難みがわかった。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント: すべきことはする、それを貫けばこれはこれでりっぱな行き方なのだ。

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