なくて七癖の国際会議

あなたの職場の多様性をグローバルな価値とちからに変えるヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスのホームページにようこそ。
私たちのサービスについては、こちらをご覧ください。

*******************

【自分の知識や経験を生かすことは国際会議への貢献です】

国際会議場で様々な国の代表の発言を聴いていると、どうしてもそういう言葉が浮かんできます。

個人の癖と利害、国の利害、人々の背負う文化、それも出身国の文化と職業から来る文化とがないまぜになっています。

その中で面白いなと思ったことは、大国は相手を追い詰めないとことです。また、審議文書の中に紛れ込んだ誰もがわかる自明のスペルミスを取り上げて修正を迫るような発言もしません。本質の議論だけをします。

私は無線技術の標準化の会議に最近何度か議事録を執る仕事で参加する機会がありましたが、これはその時に気付いたことです。

無線技術分野の大国はアメリカです。アメリカは20人ぐらいの代表団を送り込みます。アメリカが技術力も経済力も他の追随を許さない大国ということは誰もが知っています。

アメリカの代表は力尽くで議事を押し切るようなことはしません。けれども存在感を示している。議論にキチンと参加し、アメリカとして言うべきことは言います。

日本も進んだ技術はあるのですが、特定のテーマに対する発言では貢献があっても、議事全体に貢献する発言が少ないので、存在感で損をしているように見受けました。

技術力や経済力はさほどではない国の代表も大勢参加しています。その中でも会議の常連から一目も二目も置かれる人々がいます。そういう人たちは、議事を進める建設的な意見を出したり、会議の中で副次的に形成されるテーマ限定の専門家グループのリーダーを買って出るなどして、会議の進行に貢献しています。

国際会議の中でも自分の知識や経験を生かすことは会議に対して大きな貢献になります。チャンスはきっとあります,あなたがアンテナを向けてさえいれば。

*********************

12月のスイス発オンラインセミナー地球市民塾
プログラムとお申し込みはこちらからどうぞ

情報化社会がちゃんと機能するために、ネットが理屈の上だけでなく本当に国境を越えても繋がるために必要なのは国際ルールです。

ところが私たちにはその仕事を知る機会が滅多にありません。
それは厖大で、技術革新に伴って次々に新しい課題が生まれて、そこに各国の利害の絡む、その上終わりのない仕事です。

えーー?!誰がそんな仕事をしているの?

12月14日、その方から直接にお話しをうかがいませんか?

情報化社会を支える国際交渉”
12月14日 木曜日  日本 20:00 – 21:30 /スイス 12:00 – 13:30
橋本 明さん(NTT ドコモ社)は、35年以上にわたり国際電気通信連合(ITU)の会議に日本代表として参加し、2007年からは8年間にわたり携帯電話技術の標準化委員会の議長を務めてこられました。

標準化とはどんな仕事?
技術専門家にとっての国際会議・国際交渉とはどんなもの?
議長として利害の食い違う国、業界・企業の人々をまとめていくために心がけたことは何か?

技術系のお仕事を目指す方
現在そういう仕事についている方
今まで知らなかった世界のしくみを知ってみたい方
利害の異なる人々をまとめるお仕事に苦労されている方
またそのほかのことに関心のある方、どうぞいらしてください。
プログラムとお申し込みはこちらからどうぞ

IMG_0721
世界電気通信連合(ITU)の旗、ジュネーブ

************************************

広告

ヨーロッパを国別に色分けした地図で見てはいけない

あなたの職場の多様性を価値とちからに変えるヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスのホームページにようこそ。
私たちのサービスについては、こちらをご覧ください。

*******************

【クルド人ーーヨーロッパの地下水脈】

私がパリに来て間もない頃のこと。1990年頃だったか。詳しいことは覚えていませんが、トルコ政府が、少数民族のクルド人を迫害する事件(クルド人から見れば)が起きました。

クルド人は今ある国境を越えてイラン、シリアなどにまたがる地域に住む人々です。世界最大の少数民族とも呼ばれているとか。

トルコ政府の迫害に抗議し、フランス在住のクルド人がパリでハンガーストを行いました。私はその頃パリで友達になったゆうこさんから、彼女の友人の彼氏がクルド人で、その彼がハンガーストに参加したと聞きました。

それは私にとって目からウロコの事件でした。

パリから遠いと思っていたトルコの、それも国内問題と思っていた事件に、こんなに国際性のあるなんて!

ヨーロッパを国別に色分けした地図で見てはいけない。陸続きのこの大陸では、どこに民族の地下水脈が通じているかわからないから、とつくづく思いました。

第二次世界大戦中、フランスのレジスタンス軍に参加したトルコ人が大勢いました。その人たちはトルコを追われたクルド人でした。ヨーロッパでは国境は柔らかい存在で、国籍さえ便宜的なものなのです。ヨーロッパの政治を読み解くとき、こういう地下水脈を知っておくことは必須と思いました。

日本にもクルド人のコミュニティーがあります。

今世界中に、のっぴきならない事情で、故郷を出て言葉のわからない外国に住もうとしている人々が何百万人もいます。
戦闘地域となったり、干ばつなどで食べ物が窮乏し住めなくなった故郷を離れ他国に来た難民と総称される人々です。
11月のスイス発オンラインセミナー 地球市民塾 「世界と関わってきた人たちと話そう」シリーズ第5回ではその難民を支援する人々に焦点を当てます。

「自宅で難民と暮らすって?ー理解は経験から育つ」

インスピレーショントークはジャーナリスト、エッセイストの長坂道子さん。
ヨーロッパにたどり着いた難民を支援しようと自宅に受け入れるドイツ市民が大勢います。
長坂さんはそんなドイツの人々をインタビューし「難民と生きる」という本に纏めました。

取材を通じて長坂さん御自身も変化したとおっしゃいます。それはどういう変化だったんでしょうか?
私たちも長坂さんとお話ししながら体験してみませんか?
難民は日本人にとってもよその出来事ではありません。アジアにも大勢います。
私たちはこの地球の課題にどう取り組めばいんでしょう?
難民て、あなたの隣人かも知れません。
ドイツの人々の経験にヒントがあるかも知れません。

長坂さんの書かれたこちらの本もご覧になってみて下さい。
「難民と生きる」(新日本出版社、2017年3月刊行)

11月11日 土曜日
日本時間 18:00 – 19:30 /スイス 10:00 – 11:30
お時間の許す方は放課後もそのままお残り下さい。長坂さんからもっとお話しを聞きましょう。
定員20名ですが続々とお席が埋まっています。
詳しいプログラムとお申し込みはこちらへどうぞ
↓↓↓↓↓↓↓
https://goo.gl/DqjsPX

IMG_0307

************************************

欧州統合?その言葉を鵜呑みにするべからず

あなたの職場の多様性を価値とちからに変えるヨーロッパ・ジャパン ダイナミクス!わたしたちのホームページにようこそ。

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスは何をする?–> こちらをご覧ください。

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスとは誰?–> こちらをご覧ください

***************************

【欧州には欧州の事情があります。柔らかく向き合いましょう】

アムステルダム空港のチェックインカウンターでーー
「ラップトップはお持ちですか?」
「はいはい、チェックインするトランクに入ってますよ」
「ではそれを出して機内に持ち込んでください」
「???」(自分の耳を疑った)
「ラップトップの電池が危険なのでチェックインは禁止されています。セキュリティーチェックを通さなければいけません」
「ヨーロッパの他の空港ではチェックインには全く問題はありませんでしたが」
「ここではそうなっています」
私はここで自分の運命を悟った。
せっかく昨晩きれーーに荷を詰めて、カギをして、ベルトまで掛けたトランク。全部おじゃんにして、居並ぶ人々の目の前でバーッと観音開きのトランクを派手に開け(そうするほかない)、マックを取り出して、またトランクを閉じて、ベルトを掛けるまでの手順を踏んで、と。パッキングのフルコースを二度やりました。
欧州統合なんて誰が言ったんだ!とふと思うのはこういう時。いやいや、現実の前に理屈は無力だ。
欧州統合という言葉をぼんやり鵜呑みにしていた自分の迂闊さに気がついたのだった。

そんなヨーロッパでスイス人の夫と暮らし始めたら、日本のアタリマエがぼろぼろ外れることばかり(これ私じゃありませんが)。あなたも新鮮な目線で考えるヒントを見つけませんか?スイス在住ウン十年の私たちファシリテーターと一緒に日本のジョーシキを外してみませんか?私たちはスイスからZoomを通じて参加します。
スイス発!男子に聞かせたくない国際結婚女子トーク(男性参加可)
オンライン夏フェス2017 で90分間笑って頂きます。
日時:2017年8月5日(土)日本時間 19:00 〜20:30
会場:ZOOMオンラインミーティングスペース
スイス発!男子に聞かせたくない国際結婚女子トーク(男性参加可)
詳しくはこちらから↓ お申し込みもできます↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/onlinefestival2017

**************************

IMG_0200
ハーグの国会議事堂

 

 

英国のEU脱退交渉とかけて、ラーメン愛好会から脱退するラーメン好きの人と解く。その心は?

あなたのダイバーシティを価値に変えるヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスのホームページにようこそ。

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスは何をする?–> こちらをご覧ください。

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスとは誰?–> こちらをご覧ください

*****************************

【英国のEU脱退交渉とかけて、ラーメン愛好会から脱退するラーメン好きの人と解く】

本当はラーメンが大好きなのに、町内会代表としてラーメン愛好会から脱退する任を背負ってしまった人がいる。

その人はこう言う、

「私たちはラーメン愛好会から脱退します。けれども、麺はこれまで通りくださいね。スープと出汁もです。それからチャーシューとシナチクとなるとも忘れないでくださいね。」

英国さん、スイスは小国だけど大EUを相手にそれをずっとやってきたんですよ。必死に知恵を絞って、こすからいとEU諸国に陰口をたたかれながらもね。さあ、今こそスイスと手を組んでその秘訣を教えて貰いなさい。

昨日、英国ースイス商工会のランチョンで、スイスの英国大使のスピーチを聴いて。

これは欧州大陸で地政学のドロドロと複雑きわまりない文化のダイバーシティのまっただ中に身を置いて、ウン十年間もまれてきた者のたわごとです。発言に責任は取りませんのであしからず。

thumb_img_3432_1024
英国大使、あなたはりっぱに努めを果たされました

*****************************

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスは取材、執筆、講演を致します。–> こちらをご覧ください。

お問い合わせはこちらからどうぞ。

どんな人?この赤い袋を受け取るのは — スイスの男女平等賃金の日に気づいたこと

あなたの外国とのコミュニケーションのズレを直し、価値に変えるヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスのホームページにようこそ。

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスは何をする?–> こちらをご覧ください。

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスとは誰?–> こちらをご覧ください

*****************************

【どんな人?この赤い袋を受け取るのは】

今年(2017年)の2月24日はスイスの男女平等賃金の日でした (Equal Pay day, EPD)。これはどういう意味かというと、スイスでは男性が21月31日までの1年で稼ぐ賃金と同額の賃金を女性が稼ぐためには、翌年の2月24日まで働かなければならないということです。

ここには、男女同じお給料を払ってください!という主張が込められています。

スイスにそんなに賃金格差があるの?

============================

はい、あるんです。

これでも、今年のスイスの男女平等賃金の日は世界で一番早いのです。フランスは3月31日、アメリカは4月14日、日本はもっとずっと後です。

私もその朝、ジュネーブ国際空港で男女平等賃金の日の象徴、赤いバッグを配布しました。EPDの象徴、真っ赤な色の紙の袋です。EPDを世界中で推進する働く女性のNGO(市民団体)Business & Professional Women (BPW) の仲間たちと手分けして配りました(写真)。

16903569_747940218706301_6747712417023585761_o

2時間たらずの間に全部で500は配ったでしょうか。ということは500人が受け取って下さったということです。

どういうふうに配って、どんな方が受け取って下さったんでしょう?幾つか面白い事に気づいたので書き留めておきましょう。皆様もチラシなどを配るときに参考になるかも知れませんよ。

  • バッグを配るときにその理由を説明すること。私たちは商品のプロモーションではなく、賃金の男女平等を訴えています、と短い言葉でも説明すると、たいていの人は表情を和らげて袋を受け取ります。商品の販促か、うるさいな、と思っていたのが「ああ、女性に役立つことをしてるんだな」という理解に変わる瞬間です。そして多くの女性と男性が共感してくれました。
  • 人の好奇心に気づくこと。そのためには人の流れを見て袋に気づいて貰いやすい位置に立つこと。EPDの袋は深紅、遠くからも目立ちます。半分弱ぐらいの人はこの目立つものに「何かしら?」と好奇心を持ちます。
  • その好奇心を持った人の半分ぐらいが赤い袋を受け取ってくれます。
  • 空港到着ロビーの人々は大きな荷物を抱え、忙しい人が多い場所です。袋を差し出した時「いりません」と言った人の3分の2がこの状態でした。
  • 税関を通って到着ロビーに出てくる人の過半数がフランス語を話す人、3割ぐらいが英語を話す人、残りはドイツ語、アラビア語など色々な言葉です。これは何かを配るために大事な情報だと程なく気づきました。どちらかというと、英語を話す人たちの方が、フランス語を話す人たちよりも袋を受け取る率が高いようです。理由はわかりませんが、面白いですね。
  • 自分の予断で人を怖がってはいけない。通り過ぎる人に袋を差し出すのはちょっとした勇気のいることでした。立て続けに断られると勇気がしぼんできます。人の顔を見て受け取ってくれそうな人に袋を差しだし始めます。けれども、それは考え過ぎなのだと気がつきました。気むずかしそう、と私の目に写った人でも勇気を出して袋を差し出し、その理由を説明すると顔に笑顔と好奇心が広がるのです!ああ、声をかけて良かった!その瞬間、勇気が出ます。

img_3421

*****************************

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスはヨーロッパで執筆や取材を致します。–> こちらをご覧ください。

お問い合わせはこちらからどうぞ。

英国が今、スイスから知りたいこととは?

あなたの外国とのコミュニケーションのズレを直し、価値に変えるヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスのホームページにようこそ。

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスは何をする?–> こちらをご覧ください。

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスとは誰?–> こちらをご覧ください。

*****************************

【英国大使がなぜ今ジュネーブに?】

スイスの英国大使が近々ジュネーブで商工会議所のメンバーと昼食会を催すという。スイスはEU非加盟、英国ももうじきそうなる。「スイスさん、EUなしで景気よくやるコツを教えて下さい」とでも?私が英国ならその点を調べ上げる。

“Global Britain” – Working with Switzerland and Liechtenstein to make the most of new economic opportunities and address the challenges of a fast-changing world.

*****************************

ヨーロッパ・ジャパン ダイナミクスはヨーロッパで執筆や取材を致します。–> こちらをご覧ください。

お問い合わせはこちらからどうぞ。