別れて別れて別れたとき、そこに出会いがめぐってくる

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【別れの後に、冒険の新しい章が始まります】

それは別れの物語の連続でした。30年の欧州生活を畳むとき、多くのモノとお別れしました。

最後に残ったベネチアのシャンデリアも心ある人々の手に渡り、戸棚の中も物置も屋根裏も全部掃除して、家は空っぽになりました。

快適だったクルマも買い手が付きました。

モノの始末はこれで皆終わりです。ふーーー。😵

少々の事務処理が残りましたが、色々な人に助けられてスイス出発の朝にはなんとか片が付きました。

30年のヨーロッパ生活を畳むとき、多くの方たちの心が行動になって私を支えてくれました。

こうしてモノと別れ、人とも別れていくわけですが、実はまだ実感が湧かないんですよ。そのうち、じわーーと来るんでしょう。

そのあとに何が来る?別れの後に、冒険の新しい章が始まります。

いつも応援して下さる皆さん、心からありがとうございます!

皆さんのお気持ちは、私のエネルギーです。

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学びのポイント:捨てられない、別れられないものはいつのまにか人生にたくさん溜まる。でも良い別れをすれば、次に進める。

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それは転機のサインだったかも知れません

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【あなたの人生の転機の舞台はどこですか?】

わたしが人生の見方をガラッと変えるきっかけになった場所は、ジュネーブの小さなお寿司屋さんでした。私は失業していたときここでしばらく販売の仕事をしていたのです。

世の中に自分の居場所を失っていたとき、人を捜しているという話を小耳に挟み、アポイントも無しに訪ねたお店でした。今から思うとそれは私の深いところで人生を変える、転機のサインだったのかも知れません。

レジがうまく打てなくて泣きたい思いもしましたが、大企業では決して学べないマーケティングの極意をご主人との雑談から学んだのもここでした。帳場は2人はいれば満員になってしまいます。でもこの小さなお店は私がそれまで全く知らなかった世界を見せてくれました。このお寿司屋さんは拙著でも一番人気のあるエピソードの舞台です。https://goo.gl/HyFpDx

今日はこのお店にお寿司の盛り合わせを注文に行きました。友人が催してくれる私の送別会に持って行くためです。

記念にご主人と一緒に自撮りをしてみました。あまりうまくいきませんでしたが、私には大切な記念写真です。

2018-05-04 12.17.29

この週末、あなたも転機の訪れた場所に出かけませんか?

2018-05-04 Anzoo card
フランス語でお寿司を説明。ご主人の手製だ。

 

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学びのポイント:あなたの立場を反転してみよう。いつも何かを買う側にいる人は売る側に、売る側の人は買う側に。視点がかわると、新しいアイデアが生まれるかもしれない。

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日本への引っ越し間近、お心をありがとうございます!

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【いつもこのブログをお読みくださる皆様へ】

私が日本に本拠を移すとお知らせして以来、多くの方に暖かいお言葉を頂きました。
この場で、私に心を寄せてくださった皆さんに心からお礼を申し上げます。大変ありがとうございました。
お一人づつにお返事が出来なくてゴメンなさい。けれども、私は今、皆さんからのお心を、お一人おひとり、しっかり受け止めています!
こんなに大勢の方に心を寄せて頂けるなんて。あんまり大きなものを頂いて、まだ言葉にならないほどです。
感動という言葉さえ、今私の心に宿る皆さんからいただいたエネルギーを表すには、軽すぎると思えてしまいます。
いつかきっと、その気持ちを言葉にしてお伝えしますね。
私は週末の朝、炊けたご飯の香りをかぐのが好きでした。その香りに、大地に足をつけて生活しているなあという実感が湧くんです。
このナショナルの電気釜を20年以上使いました(写真)。まだパリに大丸デパートがあった頃、そこで買ったものです。
きのうの土曜日もご飯を炊きました。この家でこんな時間を持つのはこれで最後。次の週末、この家から冷蔵庫やテーブルなど大きな家具が消え始めます。電気釜も引き取られていきます。
2018-04-28 10.01.35
今まで何度か引っ越しましたが、今回は今までと意味も質も違うと感じています。
人生のダウンサイジングです。
今までの引っ越しは、暮らしを箱に詰めそのまま他の場所に持って行くことでした。家具はすべて持って行きました。暮らしの移動です。
今度の引っ越しは、生き方を変える引っ越しです。今まで30年間の欧州生活に一旦終止符を打ち、次の日本で新しい暮らし方を始めます。自分一人の暮らしから、母と住む暮らしに変わります。
暮らしの規模は相当に小さくなります。母の家には、ヨーロッパサイズの家具はおろか、私の荷物を置くスペースも限られているので、今目に見えている仕事と生活に必要なものだけを運びます。
30年前パリに来たとき、トランク一つ分の荷物で数ヶ月暮らしました。
今度またその規模になるんですね。人生にはこんな周期があるんでしょうか?
日本で拓ける人生はどんなものか,楽しみです。
皆さんに、日本でお目にかかります。きっとです!
人生は続く。La la la la, life goes on🎵🎼🎶
(ビートルズのオブラディ、オブラダの歌詞が頭の中で鳴っています。)

 

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少し日本語を話してくれませんか、と医者に言われました。え!?

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【わたしがヨーロッパで受ける親切は、あなたのおかげです】

これは本当の話です。先日、州立病院に行ったときでのことした。今まで医者がわたしのカルテを見て、「あなたは日本人ですか?」と話の枕みたいな感じで聞かれたことはありましたが、「話してください」は初めてでした。😳

よく聞くと、その先生、H先生は阪大で勉強されたことがあったそうです。「T 教授を知っていますか?」と聞かれましたが、それはいくらわたしでも無理というもの。

H先生とは短い会話でしたが、阪大では、教授や同僚にとても親切にしてもらった様子がその口ぶりから伺えました。きっと目の前のわたしを見て、日本が懐かしくなったんでしょうね。
外国で暮らしていると時々感じます。かつて日本に行き、そこで親切にしてもらった人々が、わたしに親しげに話しかけたり、好意を持って接してくれることがあるのです。

わたしの今受けている好意は、わたしの知らない日本の誰かが、目の前にいるこの方にかつて親切にしてくださったおかげなんですね。

あなたの、外国の人に対する親切はこんな風に巡り廻って、別の日本人にも届いているんですよ−!

そう思うとき、わたしも人には親切にしたいと思うんです。それが巡り廻って、きっと他の誰かをいつかどこかで助けることになります。

自分とは異なる他者から視点を学ぶと、
世界はこんなに面白くなる!

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学びのポイント:外国で暮らすと、日本の誰かの親切の波紋がが自分に廻ってきていると感じることがある。親切は心のコミュニケーション。心がけよう。

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初夏のジュネーブ

 

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あなたがそうしたければ ”If you want”

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【それは選ぶ権利の尊重のあかし】

ヨーロッパの人たちと30年近く英語で仕事をしてきましたが、嫌いなものの言い方はやはりあります。そのひとつがこれ、”,, if you want”。何かを言った後に続けて言う言い方です。どの国の人であれ関係なく、そういうことをよく言う。だから、ヨーロッパでは母語の違いに関係なく、心情はかなり互いに似ているのではないかと思います。

あなたにXXというクスリを処方しましょう、if you want.
あなたがZZを判断できるようにYYという資料をあげましょう、if you want.

これにはなかなか慣れられませんでした。

どのクスリが私に必要か判断して処方するのは、医者のあなたのしごとでしょう?
どんな資料をもらったって素人の私にはZZの判断はできないでしょ。それをアドバイスするのがあなたの仕事でしょ?

なのにそんな言い方をして、なぜわたしを突き放すの?ーーこんな風に半ば呆れ、その”If you want”を連発する心理を長い間測りかねていました。

ところがこの前、スイス東部の公立介護医療併設型施設というユニークな場所で働くのある方(日本女性)のお話しを伺っていて気がつきました。これです↓

「今いる福祉施設にはマニュアルがないんです。スタッフ一人一人が自分のお世話する人にとり良いと思うことをしています。」

ここの社会は、自分に必要なものはすべて自分が決める社会なんだ!だから、スイスの施設では、お世話されるお年寄りも自分の必要なことをスタッフに伝えるのです。

そういう社会では、”if you want.”は「あなたの選ぶ権利を尊重します」ということなんだ!
逆に言うと、人は何もかも自分で選び尽くさなければならない。与えられると言うことはなし(ま、時と場合にもよるでしょうが)。

ということは、日本人が親切、気遣いする、と感じることを、ヨーロッパの人々は、自分には選ぶ機会を与えられなかった、押しつけられた、と感じるかもしれない。😳😯

そうそう、知人が言ってました。あるとき、彼がヨーロッパ人の友人たちにパイを等分に切って分けようとした。そうしたら、「自分の好きな分だけとるから切らなくて良いよ」と言われたって。

ヨーロッパの公平とは一人一人が自分に必要な大きさのパイを受け取ることなりーーー日本と随分違いますね。

自分とは異なる他者から視点を学ぶと、
世界はこんなに面白くなる!

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学びのポイント:相手に自分の考えを投影させるのではなく、こういう考え方もあると思って話を聴くこと。すると今まで見えなかったものが見えてくる。

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病室で誰かフランス語がわかる人がいないと困るんです。

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【さすがはジュネーブの病院!】

今日午後、ジュネーブの州立病院に行く用事がありました。

外来受付で、私の保険など一通りのことを聞かれた後、「あなたの話す言葉はフランス語と中国語かしら?」と聞かれ、一瞬「?」

「日本語です」と答えたんですが、はて、なぜだろう?

ヨーロッパ人にはアジア人は皆同じに見えるので、中国人?と聞かれることはよくあります。だから今度もべつに驚きません。

けれど、なぜ病院の受付で一人一人その人の話す言語を尋ねるんでしょう?

「ああそれはね、もしあなたが入院することになったとき、同じ部屋の入院患者さんたちの中に、誰かフランス語のわかる人がいるようにしておくためなんですよ。」
「通訳を呼んでくることもありますが、いつもそうしていたらお金がかかるでしょう?」

さすがはジュネーブの病院!スイス国籍”だけしか”持たない人は人口の3割ぐらいしかいないと推定されるほどの街です。外国から来た人々が多いのです。

私の入った待合室にも、「母がフランス語を話さないので私が付き添ってきました」と言っていた女性がいました。その方とご一緒にいらした老婦人もまた、どこかの国からスイスに移り住んだのでしょう。

これがジュネーブ、文化の多様性が当たり前過ぎて誰もがつい忘れて過ごしてしまう街です。

 

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ジュネーブの幼稚園の子供たち。クラスメートは皆スイス人!

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学びのポイント:色々な文化や言語を持つ人が共に住む社会にはそれを受け入れ可能にする仕組みが必要だ。それは理屈ではなく、このような実際の必要性から生まれ、磨かれていく。

 

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世界はこんなに面白くなる!

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遠慮の功罪

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【文化の違う人との交流は自分への気づきを促します】

今回(2018年3月10日)の地球市民塾もまた凄い熱量を出しました。

人と人との違いに耳を傾け合い、認め合い、受け入れ合い、その中から新しいものを作っていきたい!ーーそういう熱意をお持ちの方がたくさんおられると、確信を持って感じられました。

でもどこでもその気持ちの通り行動できるか、となると、そこにはためらいが残るようです。

日本人の、遠慮するとか、他の人の内心を推し測り自分の出し方を調整するというのは、世界的に見ても非常に高度なコミュニケーションのテクニックと思います。

反面、そういう気持ちが自身を縛ることになっていないでしょうか?

職場の同僚が互いに遠慮して休暇を取らない日本人、だから一斉に休暇をとれるようお盆や連休の休みを政府が奨励するという、今回のゲストスピーカ−、ウィーランドさん(ドイツ人)の見方は的を射ていると思いました。

大半のドイツの人々はそれぞれが休暇の時期を決めて職場を離れるそうです。その間、休暇中の人の仕事は同僚がカバーしている。そういう意味で「お互い様」なのだそうです。

日本と対照的ですね。どちらの人々も同僚のことを考えているのですが。

でも日本の社会はこのままでいいんだろうか?

どう変わればいいのでしょうか?

文化の違う人々との交流を通して、そういうことを考え続けようと思います。

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学びのポイント: 同じものを見ても、人の感じ方は百人百様だ。ましてや外国人ならなおさら。赤ん坊のように素直に相手の言葉に耳を傾けてみよう。それを1000回繰り返そう。何かが見えてくる。

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ただいまメールマガジンの準備を進めています。メールマガジンではブログに書かないことをお届けします。日本人の気付きにくい国際交渉のコツ、文化ギャップをめぐる苦労話など、私の30年に及ぶヨーロッパ実体験からくる話ばかり。他では聴けません。

用意ができたらすぐにお知らせします。お楽しみに!

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