30年ぶりに戻ったら (57) — Friends are forever! 友達はいつまでも!

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(日本語は英語の後です)

Friends are forever!

A small incident of the invoice from Dr. M. ended up with revealing me a friend like an angel in Geneva, Beatrice Hirt!

“I saw the invoice in your post in FB. What a trouble! It’s not worth taking bother to wire CHF 17.85 from Japan. I’ll pay it for you. No worries to pay me back. It’s my gift for you!”

I am touched, almost cried.

I don’t think Béatrice read my post written in Japanese, but she perfectly understood what happened to me. This is something which only a person with a warm heart could do.

I’m convinced that friends are forever, even after having left Switzerland!
Thank you, Beatrice Hirt !!!!!!!!!!!!!!

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【嬉しくて泣きそうになった】

例の8ヶ月送れてきたお医者の請求書の話しに、後日談ができた。
今朝、英語のメッセージが届いている。

Beatrice Hirt– あ、あのベアトリス!

「よしこ、あの請求書を見たわ。なんていう面倒!私が払っておいてあげる。お金を返さなくて良いわよ。これは私からあなたへの贈りものだから」

嬉しくて泣きそうになった!

彼女は日本語なんか読めない。なのに私がFBに載せた請求書に写真だけ見てすべてをさとってくれたんだ。

その暖かい気持ちが嬉しい。

ベアトリスとは住む街も違い、特に親しくはなかった。それでも、私の困っていることに気づき、こんな助けの手をさっと差し出してくれる。そういう気持ちがありがたかった。
こういうことなんだろう、友達って。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント:こういう小さな事だが、行動で示してくれる人への思いやりは、胸に響くものだ。困っている人への気持ちは行動で示そう。

春 リンゴの花

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30年ぶりに戻ったら (56) — 言ってみるもんだ

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【あなたの考えるとおりに言ってみよう】

ジュネーブで20年以上お世話になったのが私の家庭医のマリオン先生。英語を話すお医者だからと、オーストラリア人の同様に紹介されたのがご縁の始まりだった。素晴らしい先生だった。

10月半ばのこと、マリオン先生のクリニックから、請求書が届いた。その日付は10月1日付けで。

え?私はもう日本にいるよ。

よく見ると、2月27日に診察したとある。引っ越し前の日付けだ。

なんだっけ?

アジェンダ(手帳)を見ると、この日私はチューリヒに出かけていてジュネーブにはいなかった。

納得できないので国際電話をかけた。先生のクリニックのメールを知らないし、知っていたところでアシスタントはフランス語の人だから、かえって面倒なのだ。

電話して訳がわかった。2月27日は私の頼んだ処方箋を郵送した日だという。その請求書を送り忘れていたので、今送ったのだという。

なるほど、そうか。

でも納得しきれなかった。相手のミスで今頃請求書が届いた。20フラン足らずの金額だった。私はそのために国際送金するのか?

そこで少々ごねてみた。

「理由はわかりました。けれども日本からこの金額を送金するのは大変な手間です」
「日本からはE-バンキングも使えません。」
「日本からスイスに送金すると、送金手数料が請求額の3倍ぐらいかかってしまう、、、、」

アシスタントの女性は「ああそうですか。ではこの請求書は紛失ということにしましょう」と言って、あっさり引き下がってくれた。

それでも私は念の為に彼女の名前を聞いておいた。こうしておけば、後からまた請求書が来たら、○○さんが言いました、と言えるではないか。

スイスは色々な点でルールがびしっと固い。けれど、このようにネゴ出来る場合もまたあるのも事実だと、懐かしく思いだした。

それは時と場合と相手によりけりで、いつでもこうなるというものではない。それでも、この場合のように言ってみる価値は時々ある。だから親は子どもに、「とにかくあなたの考えるとおりに言ってみなさい」と教育するのだ。

こういう小さな緩さは、社会を住みやすくするために結構大切じゃないかと思う。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント:自分から口をつぐまずに、まずあなたの考えるとおりに言ってみよう。

2018-10-13 00.55.43

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30年ぶりに戻ったら (60) – あなたは日本人同士で英語で話せますか?

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【これは見習いたい、スイスの人々の柔軟さ】

最近久しぶりにスイスを堪能した。

スイス大使館主催のレセプションに参加した時のこと。スイス大使とレセプションのゲスト代表、スイス機械電気工学産業会事務局長 (写真右の方。左はスイス大使ーーではないですよね)がお話しをしていた。お二人はドイツ語で話されていた。ドイツ語はスイスの言葉の一つだ。

そこへ人々がまわりに集まってきた。するとお二人はパッと言葉を英語に切り替えて話を続けたのだ。ごく自然に。

あー、そうだったそうだった!

スイスではこういうことは良くある。3人以上母語の違う人が集まると人々は会話の言葉をさっと切り替える。それも英語に。

英語はスイスの国語ではない。けれども、独仏伊語にロマンシュ語を加えた4つの国語を持つスイス、英語がその場に集まる人々の共通語ということはよくある。大使と事務局長がごく当たり前のように英語に切り替えたのも、その習慣だ。

日本人同士が日本語で話しているとする。そこに英語なら話すが、日本語を話さない人が加わったとする。その時、日本人は当たり前のように英語に切り替えられるだろうか?

いや、きっとそうすると思う。けれども、日本人同士、相当照れくさいんじゃないだろうか?
いやいや、最近は相手が誰であれ英語で話すことに照れない人は増えているにちがいない、、。

とまあ、2秒くらいあれこれ考えて、このいかにもスイスらしい光景を私は懐かしさと共に楽しんだ。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント:言葉に対して柔軟であることもまた、国際人、国際ビジネスのエチケットだ。

2018-11-01 21.13.16

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スイス企業の国際競争力の秘密 — 社員の研鑚に投資を惜しまないビューラー社

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スイス産業界の友人から、15−16歳の若い実習生たちを半年中国などの外国に送って実習させる会社があると聞いた。(註:ここでいう「実習生」とはスイス独特の職業訓練制度を指す。実習生は身分は社員ではなく職業学校の生徒だが、週に3−4日間受け入れる企業で仕事をしながら現場で技能を身につける)

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実習生は社員ではない。社員でもない人たちを半年も外国に送る?どんな会社だろう?

スイスの企業は世界を市場にしているため国際ビジネスの出来る人材は常に必要だ。また、スイス企業が国際競争力を維持するために絶え間ないイノベーションを続けていることは周知の事実だが、イノベーションもやはり人に負う。とはいえなぜそこまでの投資をするのか?そこにはどんな経営哲学があるのだろうか?

歴史あるスイス企業が掲げる明確な経営理念を実現する人材政策とは何か。人件費投資を惜しまず発展を続けるビューラー社のグローバル人事部長がインタビューに応え、同社の人材哲学を語る。

つづきはこちらへ

掲載、スイス外国企業誘致局ニュースレター 2018年12月号

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30年ぶりに戻ったら (71) — 外国人目線で見る紅白歌合戦

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【悲しいメロディーに元気が出るの?】😲

今年も大晦日にはなんとなく見てしまった、NHKの紅白歌合戦。

一人一人の歌手が歌う間の短い時間に、全力を込めて趣向を凝らしたショウが繰り広げられる。凄いな−、このエネルギー。

紅白といい、渋谷のカウントダウンといい、
日本人にはエネルギーがあるのだ。

けれども、どうもどこかに違和感を感じる。何か食べ合わせが悪いような感じ。

これは紅白を見ての感想だから、歌謡曲と演歌、と言った方がいいかも知れないが、ここに出てくる日本の歌は短調が多いように思う。

例えば「人生万歳!」と五木ひろしがスペイン語を交ぜて歌っていたが、あのメロディーもやはり短調ではありませんか?詳しい方、教えて下さい。

人生を謳歌する歌が短調?日本人は短調のメロディーに力が湧くるのだろうか?

それで思い出したことがある。ウィーンで指揮の勉強をしていた友人のゆりさんから聞いた、「夏の思い出」という歌にまつわるエピソードだ。

ある時ゆりさんが学校で「夏の思い出」をクラスで紹介した(ピアノで弾いたのだったかもしれない)。それを聴いた先生も学生も、「それは夏の楽しい思い出を歌っているのだから、メロディーも長調の明るいものでなければおかしい」といって、原作のメロディーに納得して貰えなかったそうだ。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

2019-01-01 12.53.34

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学びのポイント: あなたはどんな歌に元気が出ますか?今日は音楽に写るあなた自身を考えてみよう。

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【今年も目を離せない地球市民塾】
1月18日 金曜日 20時半から セミナー
なぜ外から日本を見ないと危ないのか?–
     エネルギーという窓から
ゲスト 田中伸夫さん、元IEA, IAEA 事務局長
プログラムとお申し込みはこちらからどうぞ
↓↓↓↓↓
https://goo.gl/DtEK2q

1月25日 21〜22時 地球市民塾のお年賀 (参加費無料)
集まってお話ししましょう!
落合良さん(元SONY 国際部)をお招きしています

2月15日 金曜日 20時半から セミナー
損をしないための国際マナー
ゲスト 松平恒和さん、ICB 理事長

3月   (日程の詳細は後日お知らせします)
何もないところから切り拓く志、舞台はインド
ゲスト 柳 邦明 さん、いろは社長(インド

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山に登る人も地球市民

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【登山にも国境は無い】

私はスイスに20年以上住んだので、色々な山を見た。登頂した数は5本指に収まるぐらいのものだが、見上げた数は相当なものになっていると思う。

私の一番好きな山はアイガーだった。標高3970メートル。何度見上げても、魔の山と呼ばれるそのそそり立つ北壁に偉大な力を感じたものだった。

20世紀初頭から、北壁登山には世界中から多くの登山家がチャレンジしに来た。勇壮な、また悲しいエピソードは数多い。

それでもまだ、アイガー北壁を一直線に登った(というか岩にとりついてよじ登るのだが)登山家はいなかった。

直登ルートを開いたのは、加藤滝男さんを隊長とする日本の登山隊だった。そのルートは今でも、Japansche strasseと呼ばれ、絵はがきにもそのルートが赤線で示されている。アイガーの麓、グリンデルワルドの土産物屋に売っているので、機会があったら手にとってご覧あれ。

2019年は、その直登ルート登頂成功50年目の年とか!

加藤さんには、ジュネーブ日本人会の山の会で何度となくトレッキングにご一緒し、北壁直登にまつわるいろいろなお話しを伺ったものだった。

なつかしいなー!

一度、こんなことを伺ったことがある。

「登頂されたとき、最初に何を思いましたか?」

さあ、加藤さんは何と答えたか?

ヤマカンでどうぞ!

答えはアイガーの写真の下にあります。

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私が山歩きから学んだこと:

  • 黙々、コツコツと歩いていけば、行きたかったところに到着するさ
  • 天気が悪くなりそうなら、引き返す勇気を持て。また来ればいいさ
  • ジタバタしたって、あの山の偉大さには適わない。心のイガイガはここで洗い流そう
The Eiger
グリンデルワルド村より見上げるアイガー北壁

加藤さんのお答えはーーー

「これでもう登らなくていいと思った」
私はそれを聞いたとき、なんかこう、欲も得もない、真正直な実感だと思えた。皆さんはどうですか?

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30年ぶりに戻ったら (53) — あっと驚く”I don’t know”の使い方

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【じ、自分の言ったことでしょ!?】

あっと驚く”I don’t know”の使い方

先日、日本人は笑いをコミュニケーションの代わりに使うと書いた。あったあった、今日のミーティングでも。

先日何かの話の弾みで、私が「ボランティア活動(無償の社会奉仕)をやり過ぎたらフリーランスはお金を稼げません」と言ったとき、「あはは」と笑いで相槌を打った人がいた。きっと彼はサラリーマンだったのだろう。だからなぜフリーランスは無償の仕事をやり過ぎてはいけないのか、全く想像もつなかったんだろうと思う。笑われた方としては、”どうせ私の死活問題に興味が無いんでしょ”と内心少々ひがんだが。

誰にも答えに困る問いはある。相づちの打ちようがないことは外国の人にもある。

そういうとき、外国語ではどう反応するか?

私の経験では、ここで”I don’t know”が登場する。フランス語でも同様。

「さあ、、」とか、曖昧な笑いという便利なもののない、白黒ハッキリ付けなければならない文化圏では「知らんよ」と言うのだ。言っておくが、この言葉に他意はない。自分か知らないから「知らない」と言うだけなのだ。

これに気付くのに余り時間はかからなかった。

私「Janeは遅いわね。寝坊したのかしら?」
友人「I don’t know」
という具合。

でもこれには驚いた!
私「あなた、今言ったことはどういう意味?」
友人「I don’t know」

じ、自分の言ったことでしょ!?😨

I don’t knowとサラリと言って平然としていられる人たちを羨ましいと思う。ここまで自分中心に生きられるのだ!

こういう文化圏では、自分の言葉に責任を取ってハラキリなどするわけがないと思う。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。世界はこんなもんだということで。

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学びのポイント:何かを尋ねられたらなにがなんでも白か黒か即答しなかればならない、という思い込みが私にはまだあった。しかし、ヨーロッパ生活でそういうときは「I don’t know」を使えばいいことを覚えてから,気持ちが少し軽くなった。
日本語でもいいから、今日は「I don’t know」を使ってみよう!

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