病室で誰かフランス語がわかる人がいないと困るんです。

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【さすがはジュネーブの病院!】

今日午後、ジュネーブの州立病院に行く用事がありました。

外来受付で、私の保険など一通りのことを聞かれた後、「あなたの話す言葉はフランス語と中国語かしら?」と聞かれ、一瞬「?」

「日本語です」と答えたんですが、はて、なぜだろう?

ヨーロッパ人にはアジア人は皆同じに見えるので、中国人?と聞かれることはよくあります。だから今度もべつに驚きません。

けれど、なぜ病院の受付で一人一人その人の話す言語を尋ねるんでしょう?

「ああそれはね、もしあなたが入院することになったとき、同じ部屋の入院患者さんたちの中に、誰かフランス語のわかる人がいるようにしておくためなんですよ。」
「通訳を呼んでくることもありますが、いつもそうしていたらお金がかかるでしょう?」

さすがはジュネーブの病院!スイス国籍”だけしか”持たない人は人口の3割ぐらいしかいないと推定されるほどの街です。外国から来た人々が多いのです。

私の入った待合室にも、「母がフランス語を話さないので私が付き添ってきました」と言っていた女性がいました。その方とご一緒にいらした老婦人もまた、どこかの国からスイスに移り住んだのでしょう。

これがジュネーブ、文化の多様性が当たり前過ぎて誰もがつい忘れて過ごしてしまう街です。

 

IMG_2012

ジュネーブの幼稚園の子供たち。クラスメートは皆スイス人!

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学びのポイント:色々な文化や言語を持つ人が共に住む社会にはそれを受け入れ可能にする仕組みが必要だ。それは理屈ではなく、このような実際の必要性から生まれ、磨かれていく。

 

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