「大学の先生はサービス業、何でも質問していいのよ」

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【先生の仕事はあなたの理解を助けること】

日本の会社を休職してカナダに留学したのが、私にとって最初の外国生活でした。

奨学金とわずかな貯金と親からの借金でお金を作って、やっとこせ辿り着いたら、わけのわからないことだらけ!😳

そんなわたしにカナダ社会との橋渡しをしてくれたのが、同じ大学にいたようこさんでした。当時、彼女はカナダに来てから10年は経っていたと思います。

授業がわからない、という私にようこさんはこう言ってくれました。

「よしこさん、大学の先生はサービス業。何でも質問していいのよ。相手は質問の内容で学生をバカにしたりしないわ。」

大学の先生とは、尊敬する存在であり、学生は黙って講義を聞くもの、質問?とんでもない!と思っていた私ですから、この言葉に、えーー!?考えたことも無かった!

そのアドバイスに勇気を得て、私は先生方のオフィスアワー(学生に面会する時間)にせっせと質問しに通うようになりました。

自分は何がわからないかをわからなければ、質問が出来ません。頭を捻って、先生に何を質問するべきかわかったときには、それだけで嬉しかったです!

どの先生も丁寧に教えてくれました。

そんな経験をしながら、私は少しづつ北米社会の常識を身につけていきました。

自分とは異なる他者から視点を学ぶと、
世界はこんなに面白くなる!

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学びのポイント:北米社会では大学の先生が学生の理解を助けるのは仕事のうち。あなたは積極的に質問しよう。そうすればあなたの学びは深まる。質問は失礼なことでも、ましてや相手を攻撃することでもない。

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病室で誰かフランス語がわかる人がいないと困るんです。

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【さすがはジュネーブの病院!】

今日午後、ジュネーブの州立病院に行く用事がありました。

外来受付で、私の保険など一通りのことを聞かれた後、「あなたの話す言葉はフランス語と中国語かしら?」と聞かれ、一瞬「?」

「日本語です」と答えたんですが、はて、なぜだろう?

ヨーロッパ人にはアジア人は皆同じに見えるので、中国人?と聞かれることはよくあります。だから今度もべつに驚きません。

けれど、なぜ病院の受付で一人一人その人の話す言語を尋ねるんでしょう?

「ああそれはね、もしあなたが入院することになったとき、同じ部屋の入院患者さんたちの中に、誰かフランス語のわかる人がいるようにしておくためなんですよ。」
「通訳を呼んでくることもありますが、いつもそうしていたらお金がかかるでしょう?」

さすがはジュネーブの病院!スイス国籍”だけしか”持たない人は人口の3割ぐらいしかいないと推定されるほどの街です。外国から来た人々が多いのです。

私の入った待合室にも、「母がフランス語を話さないので私が付き添ってきました」と言っていた女性がいました。その方とご一緒にいらした老婦人もまた、どこかの国からスイスに移り住んだのでしょう。

これがジュネーブ、文化の多様性が当たり前過ぎて誰もがつい忘れて過ごしてしまう街です。

 

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ジュネーブの幼稚園の子供たち。クラスメートは皆スイス人!

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学びのポイント:色々な文化や言語を持つ人が共に住む社会にはそれを受け入れ可能にする仕組みが必要だ。それは理屈ではなく、このような実際の必要性から生まれ、磨かれていく。

 

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【アンテナが高いのです】

スイス🇨🇭でいつも驚かされるのです。

こじんまりした町にも、一見保守的に見える古い会社にも、そういうことを本気で考えて、実行に移す人々がいる。政府に頼るでなく、外国の大企業のコピーをするでなく。

これは一体どこから来るんでしょうね?

今日、シオンという小ぶりで歴史のある町を訪ねました。スイス一のバス会社、ポストバスが自動運転テストを行なっているシャトルバス(写真)に取材して、そんなことを考えました。

同様のことを、スイスの国営国際情報発信プラットフォーム、スイスインフォに取材したときにも感じました

小さい国なのに、人口は800数十万とヨーロッパの中でさえ少ない方なのに、それぞれの立ち位置から将来を見通している人々がいる。そのうえ、外国発のアイデアだろうと何だろうと、広く世界を見ている。アンテナが高いのです。

それがスイスのイノベーション力の源泉ではないかと思います。

SmartShittle Sion 2018

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学びのポイント: 自分の立ち位置に足を踏ん張って、常にアンテナを高く張ろう。それがあなたのイノベーション力を強める。

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遠慮の功罪

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【文化の違う人との交流は自分への気づきを促します】

今回(2018年3月10日)の地球市民塾もまた凄い熱量を出しました。

人と人との違いに耳を傾け合い、認め合い、受け入れ合い、その中から新しいものを作っていきたい!ーーそういう熱意をお持ちの方がたくさんおられると、確信を持って感じられました。

でもどこでもその気持ちの通り行動できるか、となると、そこにはためらいが残るようです。

日本人の、遠慮するとか、他の人の内心を推し測り自分の出し方を調整するというのは、世界的に見ても非常に高度なコミュニケーションのテクニックと思います。

反面、そういう気持ちが自身を縛ることになっていないでしょうか?

職場の同僚が互いに遠慮して休暇を取らない日本人、だから一斉に休暇をとれるようお盆や連休の休みを政府が奨励するという、今回のゲストスピーカ−、ウィーランドさん(ドイツ人)の見方は的を射ていると思いました。

大半のドイツの人々はそれぞれが休暇の時期を決めて職場を離れるそうです。その間、休暇中の人の仕事は同僚がカバーしている。そういう意味で「お互い様」なのだそうです。

日本と対照的ですね。どちらの人々も同僚のことを考えているのですが。

でも日本の社会はこのままでいいんだろうか?

どう変わればいいのでしょうか?

文化の違う人々との交流を通して、そういうことを考え続けようと思います。

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学びのポイント: 同じものを見ても、人の感じ方は百人百様だ。ましてや外国人ならなおさら。赤ん坊のように素直に相手の言葉に耳を傾けてみよう。それを1000回繰り返そう。何かが見えてくる。

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用意ができたらすぐにお知らせします。お楽しみに!

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クルマの未来は見えたか?ージュネーブモーターショウ私的感想

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今回は、文化ギャップに関係のない話題です。

【モノだけ見る時代は終わっている】

今年のモーターショウも華やかだった。エレガントなマセラーティ、素敵なフェラーリもいつも通り。うっとり、、。

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で、それで何?

未来が見えない。

無人運転車の展示は一社だけ。

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Navya社のオトノム・キャブの広々した車内。無人運転車の草分けだ。

今世界をときめかせているテスラも、クルマをシェアド・エコにミーに取り込んでいるウーバーも来ていない。

クルマをサービス産業に変えようとしているGoogleも日本のSBドライブも姿が見えない。

きらめく新車の並ぶショウ、そのいつも通りの華やかさの後ろで進んでいる未来への動きが見えない。

今、クルマは個人の持ち物からシェアする公共財に変わって行っている。その動きは世界の各地で進行している。

そこにないものを見たい。そこでは小さな存在でしかないものの変えて行く、未来の都市交通を見たい。

イノベーションの芽は、気付く人にしか見えない。

10年後、今あるクルマのメーカーのうち何社が残っているだろうか?

(声をひそめて)フォーミュラ・ワン カーの中でクルマに酔いました😰。ルイ・ハミルトンのテストドライブに一緒に乗るというシミュレーションがありました。あのシルバーストンのサーキットですと?

喜んでいそいそ乗り込んだまでは良し。

動き始めてビックリ!フォーミュラ・ワン カーて乗り心地悪いのなんの。カーブでは右に左にお尻がズズーーーと滑っていって、ひゃーー!

フォーミュラ・ワンはテレビで見るのが一番です!

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学びのポイント: 日々センサーを張るべし。小さな変化、密やかな萌芽は大きな変化の前触れかも知れない。

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日本人はまじめすぎるんですよ

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【自分の考えたとおりをただ口にしているだけ】

ウィーランドさん、道子さんと3人で、次回の地球市民塾のリハーサルをしていたとき、ウィーランドさんからポロッとこんな言葉が出ました。

自分の考えをサラリと言えるっていいな。そこには何の価値判断もなく、ましてや非難がましいところもなく、自分の考えたとおりをただ口にしているだけ。

私のしばらく忘れていた感覚でした。ヨーロッパに来て30年間、英語で仕事をしてきましたが、ここ2年ぐらいの間に日本語の量が増加して英語を逆転。それで自分の言語感覚も日本語寄りになっていたんでしょう。

ウィーランドさんは素晴らしい日本語を使いこなされますが、その言語感覚はヨーロッパの人のものだと思います。だからこんなセリフがサラリと言えるんですね。

逆に私の英語にはやはり日本人の感覚がついて回っているはずです。ヨーロッパ人の友人たちから、「あなたの言い方はとても丁寧だね(Polite)」と言われることが良くありましたが、ものをハッキリ言わない、婉曲に言う感覚は日本語の中で培ったものなんでしょうね。

自分を理解するためには、あなたと違う文化を持つ人と話すことです!一人で考え込んでいては見えないことがヒョイとわかりますよ。

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学びのポイント: あなたの外国語には、日本人の対人感覚がついて回るのは自然なことです。だから日本人は何語で話そうと、言っていることがわかりにくいと言われる原因になるのです。外国語で話すときには、あなたの感覚で「ハッキリ言い過ぎる」、「表現が強すぎる」と感じられるぐらいで丁度良いと思ってください。あとは練習あるのみ。

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「にほんごのぶんには区切れがなくてわかりにくいよ」

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【じゃあなぜ私にはわかりにくくない?】

今日のにほんごレッスンの時、パスカルがそんな面白い事を言いました。

フランス人の彼は日本語はズブの初心なんですが、空手を習った経験があること、またオリンピック関係の仕事をして来たので何度か開催国になった日本には友人がいるようです。そのためか結構思わぬことを知っていて、せんせいの私を驚かせることが時々あります😳

きょうもきょうとて基本的な構文を教えようと「わたし」という単語カードを見せたら、自分はそれを漢字で書いたものしか見たことがないとか言って🤨。

彼に言われて思い出しました。私は中学1年生で英語を初めて習ったとき、この言語は単語と単語の間にスペースを置かなきゃいけないんだな、そういう書き方をするんだなと感心したものでした。

英語には”てにをは”がないことも驚きでした。単語をぽんぽんと並べてさえ置けば文章になるんだ!不思議だなー。

翻って、私はなぜ日本語の文章を読みにくいと思わないんでしょう?それは名詞には主に漢字とカタカナ、その他はひらがなで書き分けられているからでしょうね。それで字面を見て頭で自動的に名詞と動詞を判別しているのかな。

日本語にはヨーロッパの言語のように区切りがなくても私はなぜ不便と思わないのか、今までそんなことは考えたこともありませんでした。

文化の違う人と話していると、こうやって自分の思い込みに気付けて面白い!

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学びのポイント: 異文化理解力とは自分の思い込みに気づくチカラのことでもある。考え方の違う人と大いに話をしよう。「上司とはこうあるべき」「顧客とはこう接するべし」などという考え方は、実は自分の思い込みかも知れない。それに気づくほど、あなたの考えは柔軟になる。

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