すべて可能ですーEverything is possible

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【私は自分の可能性の扉をあやうく自分で閉じるところでした】

Everything is possible (すべて可能です)

先日あるミーティングでこの言葉を久しぶりに聞きました。

私が何かに行き詰まって悶々としているとき、何度か友人や同僚から貰いました。

よく似た言い方で”Everything is negotiable”(何でも交渉次第よ)というバージョンもあります。

英語でもフランス語でも同じです。

そういわれる度に私は自分が如何に狭い思考の枠に囚われていたか、ハッと気付かされたものです。

スイスの永住許可申請の資格のことで州政府から断りの返事を貰ったときも、その言葉が出てきました。

それを言ったのは当時勤めていた会社の人事部長ウルスラです。もうだめかと絶望し、手も足も出ない思いに囚われていた私に彼女はそう言いました。そうして、「私が一緒に州政府の移民局に行ってあげるから、もう一度話をしに行きましょう」と言ってくれました。

え、外国人の居住ビザさえネゴ出来るの?
だってもう断り状を貰ってしまっているのに?

私は半信半疑でした。

私が永住許可証を手にしたのはその半年後です。

私は自分の可能性の扉をあやうく自分で閉じるところでした。

今世界中に、外国に住む必要があるのにビザのない人々が何百万人もいます。戦闘地域となったり、干ばつなどで食べ物が窮乏し住めなくなった故郷を離れ他国に来た難民と総称される人々です。

11月のスイス発オンラインセミナー 地球市民塾 「世界と関わってきた人たちと話そう」シリーズ第5回ではその難民を支援する人々に焦点を当てます。

「自宅で難民と暮らすって?ー理解は経験から育つ」

インスピレーショントークはジャーナリスト、エッセイストの長坂道子さんです。

ヨーロッパにたどり着いた難民を支援しようと自宅に受け入れるドイツ市民が大勢います。
長坂さんはそんなドイツの人々をインタビューし「難民と生きる」という本に纏めました。

取材を通じて長坂さん御自身も変化したとおっしゃいます。それはどういう変化だったんでしょうか?

私たちも長坂さんとお話ししながら体験してみませんか?
難民は日本人にとってもよその出来事ではありません。アジアにも大勢います。
私たちはこの地球の課題にどう取り組めばいんでしょう?
ドイツの人々の経験にヒントがあるかも知れません。

よかったら長坂さんの書かれたこちらの本もご覧になって下さい。
「難民と生きる」(新日本出版社、2017年3月刊行)

11月11日 土曜日
日本時間 18:00 – 19:30 /スイス 10:00 – 11:30
お時間の許す方は放課後もそのままお残り下さい。長坂さんと対話しましょう。
定員20名ですが続々とお席が埋まっています。
詳しいプログラムとお申し込みはこちらへどうぞ
↓↓↓↓↓↓↓
https://goo.gl/DqjsPX

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